『雪爆ぜ』 山田真佐明 白と鼠の世界であなたの吐息を吸い込む くちづけの味はすこし塩辛かった 氷の世界でゆっくりあなたの裸を撫でさする あたたかな陽ざし 柔らかな肉体の 白い部分やつき出た盛り上がりがかげと香りをまとい私を容赦なく襲うようだ 知っ…
『新婚道中』 山田彩緒 それは青とも緑ともつかないあなたが紛れ込んだ日々 外の顔を想うのです私の知らないあなたはきっとむつかしいお顔をしてただいまの前に何か買い物をなさるのでしょうわたしへのおみやげはその行為そのものであって奥ゆかしくも愛しい…
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